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お忍び香港旅行

タカシとマリコの出会いから読む場合はこちらから
思えばココから始まってしまった


「マリコさん、ここどこだよ」


「え?どこって
蛇スープのお店よ?」


「へ、蛇スープ???」


狭い店にぎっしりと
敷き詰められたテーブルは

創業以来から
交換してないかのように
汚れていた


ようやく空いた奥の席に案内された
タカシはメニューの看板に目をやった


なんて書いてあるかわからない


「私がよく読むブログに
 ここのお店のことが
 書いてあったの」


「だからってなんで蛇なんだよ」


「だって今日の夜、タカシ
 たくさんするでしょ?
 精力つけないとね!」


ニッコリ微笑むマリコは
蛇スープを指さし2人前を注文


店員はよくわからない言葉で
返事をした


マリコは春休みのタカシを誘い
香港に1泊2日の旅行にきていた


もちろん旦那には

「ユウコと温泉に行ってくるね!」

と言ってある


旦那とは海外に来たことないが
タカシと来ると独身時代に
戻ったかのように
心が踊っているのがわかった



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2014-08-14 : 未分類 : コメント : 0 :
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不思議な三角関係のはじまり

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思えばココから始まってしまった


夫は寝息を立てながら

すぐそばで寝ている


「えへへ、しちゃったね」


「奥さん、ステキです。。」


「もっとしたい?」


「は、はい、、、」


「でもここではダメ
また今度でいい?」


「は、はい!」


彼とLINEを交換し

その日は帰すことにした



そしてこの日から


私たち夫婦と


彼との不思議な三角関係の


はじまりだった…














(つづく)




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2014-08-12 : 未分類 : コメント : 0 :
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ファーストキス

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思えばココから始まってしまった




彼の鼓動がこちらに伝わってくる



「お、奥さん、、、
近いです。。。」


「ダメ???」


「いや、ダメじゃないです。。
けど先輩が、、、」


「しー」


右手の人差し指を

口元に当てて、にっこり微笑んだ


「翔くんは、女の人と
キスしたことはある?」


「い、いえ…」


「私じゃ、ダメ?」


彼の返事を待たずに

やさしくキスをした


最初はふざけたように軽くキス


私のグロスが彼の唇を光らせる

「奥さん、、、」


震える彼の肩を支えながら


舌を入れてみる


ワインの匂いが伝わり


心地が良い



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2014-08-12 : 未分類 : コメント : 0 :
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夫の部下と

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思えばココから始まってしまった


2時間後


ビールからはじまったのが

いつの間にかワインを飲むようになり

夫はほろ酔いになり

ソファで寝てしまった


「あら、寝ちゃったわね(笑)」


「そ、そうですね、、、
僕、そろそろ帰った方が、、」


「あら、気にせずに~
この人、風邪引いちゃうから
毛布取ってくるわね」


「は、はい!」


寝室に行き

毛布を取りに行くついでに

グロスを塗り直してみた


「ところで、翔くんは
彼女はいるの?」


真っ赤なワインを
グラスに注ぎながら
聞いてみた


「あ、い、いえ、、、
彼女できたことないです。。」


「え?翔くんかっこいいのに~」


「なんか、女の人としゃべるの
緊張しちゃって。。」


「今も緊張してるの?」


「は、はい。。
奥さまキレイなので、、、」


「ほんと?
お世辞でもうれしいわ(笑)」



女は日頃から鏡を見ながら

どの角度で男の人を見つめれば

魅力的に映るかを知っている


私は少しかがんで

上目づかいで彼を見つめた



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2014-08-11 : 未分類 : コメント : 0 :
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夫に感謝する時

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思えばココから始まってしまった




【下からマリコ】




「ただいま~」


食事の準備が終わり
テレビでニュースを見てた頃
夫が帰ってきた


「おかえりなさい♪
あ、はじめまして♪」


「お、お邪魔します!」


マリコは驚いた


夫の部下といっても

こんなに若いとは思わなかった


ついこの前

成人式だったと言われても

おかしくないくらい若く

しかも、嵐にいるような

正統派イケメン

内心、ドキドキを隠すのが

大変だった


コートをクローゼットにしまいながら

聞いてみた



「お名前は?」


「しょ、翔って言います!」


「ショウくんか~
ゆっくりしてってね^^」




3人で鍋を囲み
ビールで乾杯をする


翔くんは
まだ緊張してる様子だ


「こいつは、アガリ症でな
お客さんの前とかで
うまく話せなかったりするんだ」


「す、すみません、、、」


「まあオレもな
最初はそうだった
だから安心したらいいぞ」

「お客さんができてくれば
それが自信になってくる」


「は、はい。。。」


「おれはもうとっくに全盛期は過ぎた
だが、お前はまだまだこれからだ
んじゃ、乾杯!!!」


なんだか夫がカッコ良く見えた


今まで仕事してる様子なんて
想像したことがなかったけど

この家があるのも
ごはんが食べれるのも
この人のお陰だったりするのだ

(ありがとう)

心の中で感謝した





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2014-08-11 : 未分類 : コメント : 0 :
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