ふつうの主婦が婚外恋愛に目覚めた時

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⇒思えばココから始まってしまった


日本の伝統芸能、流鏑馬の
的を射る時のような目だ

この目に見つめられるだけで
足のつまさきがピンと張り
痙攣してイってしまう

（ビクビクビク）


「は、恥ずかしい・・・」


というのが早いか
手で口をふさいできた


「おしゃべりなマリコさんを
　おしおきしなきゃね」


と、私の下からマリコを
やさしく触ってきた


「どうしてほしいの？」


「んん、、ん、、、」


「聞こえないよ？
　気持ちよくしてほしいの？」


「んん、んん、、」



声を出せない私は
必死に何度もうなずいた



「全然、聞こえない
　やめちゃってもいいの？」



「んんん、、、んんん、、、」



今度は必死に首を横に振った



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“タカシはいったい何人と
経験してきたのだろう？”



“そもそも彼女はいるのだろうか？”


そんなことを既婚者の私が
聞くことはできない


そもそもこれだけかっこよくてい
女心もわかっていてＨもうまかったら


女性に求められない方が

おかしいだろう


「私とは体の相性、合うの？」


「どうしてそんなこと聞くの？
　不安になった？」

と、また目を一直線に見つめてくる



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「ねえ、タカシ」

「なに？」

「カラダの相性ってあると思う？」


いい匂いがする
彼の腕枕の中で聞いてみた


「んー。そりゃあるだろうね
　カラダの相性が合わないと
　どんなに好きでも勃たないし」

「そっか、、、」


女は脳で感じ
男は体で感じる


という言葉がある通り
男性はどんなに好きでも
勃つ勃たないがあるのだろう



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【ギャラクシー建築事務所
　代表取締役　綿貫敦史】



と書かれていた



「あ、、アツシさんでいいですよね
　私はマリコっていいます
　帰ったらメールしますね。。」


「はい、よろしくお願いします」


とニッコリ笑う


トムクルーズに似た
彼の顔がまぶしかった



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「これ、落としましたよね？」


「あ、す、すみません、、、
　私のです、、、実は夕食に
　豚キムを作ろうと思ってまして。。
　これが無ければ、ただの豚を
　食べるところでした。。
　ありがとうございます。。」


「いえいえ、スタスタ
　行ってしまうのであせりました（笑）」


「あの、良ければお礼に
　お茶でもごちそうさせて
　くれませんか？」


「行きたいのは山の如しですが
　これから取引先との
　打ち合わせがありまして
　今はちょっと時間が無いので
　また今度でいいですか？
　これが私の連絡先なので
　いつでも連絡ください」


と、名刺をくれた



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私はキムチをポトリと落とし
気づかぬふりして歩いていった


「あの、お姉さん！」


「は、はい！」


振り返ると

そこには

紺色のストライプスーツで

セクシーなひげをはやした

身長１８０センチ

ラガーマンのような体格の良い

ジェントルメンが微笑んでいた

（か、かっこいい。。。）




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そうこうしていると
自宅がある駅に到着し
改札にスイカをピっと当て、出た


その瞬間、ふと疑問がわいた


ピっという音と共に
ふと疑問がわいた


“タカシとカラダの相性が
合うのはわかったけど
他の人とはどうなんだろう？”



そう考えてるうちに
私の手はカバンの中にある
キムチに伸びていた




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やはり

某ヒロマガに書いてあった

“カラダの相性が大事”

というのは

本当なのだろうか。。。



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旦那とはあれ以来
相変わらずセックスレスだが
思い返してみると


付き合った当初から
まったく気持ちいいとは
思わなかった


もちろん好きだったのは
事実なのだけど


乳首をなめられても
クリを触られても
ぜんぜん濡れてこない


（タカシなんて
　声を聞いただけで
　濡れるのに）


旦那とは濡れないから
痛いだけなのだけれど


「ああ！いい！」

「すごい！！」

と演技をしながら

内心は“早く終わらないかな、、、”と

思うばかりだった



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帰りの電車に乗ってる時
ふと思い出してしまった

（ここで、彼と目が合ったのが
　はじまりだったなあ、、、）


そして
キッチンで首すじに
キスされて
そのまま交わって以来

もう何度、ベッドを
きしませただろうか


（考えるだけで濡れてきてしまう）


目の前に座ってるおじさんが
雑誌を読みながら
こっちをジロジロ見ている


（あれ、、、バレたかな？
　ますます濡れてきてしまう。。）








私は変態になってしまったのだろうか・・・




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タカシと出会ってからというもの
１０歳は若返った？と思うくらい
肌がピチピチしてきて

プラセンタ注射をした時よりも
効果がある気がする


代謝が良くなったのか
タカシに褒められたいからなのか

体重も３キロ減って

くびれもできた


「若いうちにヌード写真は
　撮っておいたほうがいいよ！
　１０年後に絶対、あの時
　撮っておけば良かった！と
　後悔することになるよ！」

と、ユウコは熱弁するが

いくらスマホが
発達しているとはいえ

自撮りでヌードを撮るのは恥ずかしい、、
今度、タカシに頼もうかしら、、、




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「あれ？マリコ最近
　肌ツヤ良くなった？」


「うん、なんかね
最近、女性ホルモンが
　活性化してるみたい」


ある日の親友ユウコとの会話


ユウコとは
なんでも話せる仲なのだが


さすがに大学生であるタカシと
週１でセックスしているなんて
とてもじゃないけど言えない



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しかし、ある日
　
　
とんでもない事件が
　
　
起きてしまうのだった
　




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ただ彼は

「どうしてほしい？」

といつも聞いてくれ


妄想の中でしかできないセックスを

そのまま再現してくれた
　
　
私は今までセックスというのは

男性のためにあるものだと

思ってたけれど


この年になって

“女性のためにするセックス”

というのが

あるのだと知った
　
　
もちろん彼がイク時の顔や

イった後にベッドの中で

優しく髪をなでてくれる時間も


大好きだった



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今まで自分は

“イキにくい体質”だと思ってたけど

彼とのセックスでは何度もイってしまう
　
　
抱かれた後は

“私、１０代に戻った？”

というくらい肌がツヤツヤになり

次の日友達に合うとビックリされる
　
　
それはまるでエステのようだった
　
　
女友達との会話で

「エッチの時に
　男性にリクエストするか？」

という話題になったことがあるが


今まで男性に嫌われたく無い

という気持ちと

エッチだと思われたく無い

という気持ちが重なり


リクエストなんてしたことなかった





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その日から

彼の家に

頻繁に行くようになった
　
　
彼は私のリクエストを

いつも聞いてくれながら

服を１枚１枚丁寧に脱がしてくれて


全身をくまなく

キスしながら抱いてくれる


時には激しく

お尻を叩きながら

乱暴に抱いてくれる





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左の乳首をやさしく噛んでくれた


「あ、、、、、き、気持ちいい、、」


「もっと強く？」


「うん、もっと強く噛んで、、、」


強く噛まれる乳首


「あ、あぁぁぁぁぁ。。。」





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「か、かんで、、、」

「え？」

「強くかんで、、、」

「どこを？」

「え、、、」

「言わないとしてあげないよ」


彼の低い声が

また快感を増してしまう


「ち、乳首」

「乳首を？」

「乳首をかんで、、、」


「よく言えました」
　



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過去のセックスで

自分からこうして欲しいという

リクエストなんてしたことはない


というか聞かれたこともない



「マリコさんどうされたいの？」

彼に優しく乳首をなめられてると

全身が痙攣しそのままイってしまう

下半身が熱くなってるのがわかる



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すぐさま洋服をまくりあげられ

胸を触ってきた

「そ、そこは、ダメ、、、」

と言った瞬間にホックを外された


「どうされたいの？」

「え、、、」

「マリコさんどうされるの好きなの？」
　
　
そんなことを

聞かれたことも無かったので

戸惑ってしまった



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Author:renaihitosuji
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